基地問題一緒に考えて 札幌で玉城知事が訴え

【基地問題一緒に考えて 札幌で玉城知事が訴え】(北海道新聞 11/20)

沖縄県の玉城デニー知事が米軍の基地問題について語る県主催の講演会が19日、札幌市教育文化会館(中央区)で開かれ、約1100人が参加した。玉城知事は「沖縄の基地問題を自分ごとに置き換え、一人一人が主権者として考えてほしい」と呼び掛けた。

講演会は玉城知事が6月から全国を回るトークキャラバンの一環で東京、名古屋、大阪に続いての開催。

玉城知事は、道内で年明けに行われる日米共同訓練で、米海兵隊の輸送機「オスプレイ」が航空自衛隊千歳基地(千歳市)で補給する可能性があることに触れ、「沖縄からの訓練移転の形で、オスプレイの訓練が行われる。米軍の国内法が運用されることを頭に入れてほしい」と強調した。

米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設問題を巡っては「県民の合意がなく、なし崩し的に進められている。知床のような生物多様性の海が埋め立てられる」と反発。「札幌と沖縄本島の面積はほぼ同じ。皆さんの知恵を貸してほしい」と訴えた。

火災で正殿などが焼失した首里城(那覇市)については「沖縄県民のよりどころ。これから未来を生きる沖縄、日本の若者の可能性として必ず復元したい」と語った。