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新外交イニシアティブ(ND)シンポジウム

日本の安全保障の選択肢 -抑止の限界と外交の可能性-

日本の安全保障が岐路に立っています。4月に出された自民党提言では敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有や、防衛費2倍増などが謳われていますが、この提言の内容が盛り込まれるとされる安保3文書の改定が年内にも行われようとしています。日本が堅持してきた「専守防衛」を踏み越えてまで「抑止力」を高めることは、本当に私たちの安全に資するのでしょうか。

今回は、抑止への依存とその限界を検討したうえで、安心供与のための外交や、緊張緩和に向けた地域枠組みの構築など、日本の安全保障政策の代替案について考えます。

また、こうした日本の安全保障や外交政策についてのオルタナティブな政策を英語で発信するNDの新プロジェクト「ND Compass」についても紹介します。

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日時

2022/11/24 Thu.17:30開場
18:00〜19:45

会場

参議院議員会館 講堂
(東京都千代田区永田町2-1-1)

最寄り駅

東京メトロ 永田町駅、国会議事堂前駅

参加費
1000円(ND会員、学生、プレスは無料)*運営活動費等に充てるため有料としております。ご理解いただきますようお願い致します。
お申込み

【会場参加(非会員の方)はこちら】

【オンライン参加(非会員の方)はこちら】

※クレジットカード決済はVISAもしくはMasterのみご利用可能です。
※エラーメッセージが表示される場合は、上記リンクのURLをコピーし、ブラウザのアドレス部分にペースト(貼付け)してください。

【学生・プレス関係者の方はこちら】

【ND会員の皆様はこちら】

*オンライン参加をご希望の方は、11/20の正午までにご登録いただいたメールアドレスに当日のZoom URLをお送りいたします。もしZoomリンクが届かない場合は、お手数ですがinfo@nd-initiative.orgまでご連絡ください。

*オンラインイベントは「Zoom」を使用して行います。開始までにZoomソフト(またはアプリ)をインストールしておいてください。なお、Zoomのインストールとアクセス方法について簡単なマニュアルをご用意いたしました。こちらからご入手ください。大変恐縮ですが、上記マニュアル以外のZoom使用方法についての個別のお問い合わせには対応しかねますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

中野晃一(上智大国際教養学部教授)

1970年生まれ。米プリンストン大政治学博士号取得。安保法への抗議をきっかけに結集した識者や市民が中心となって、立憲民主党や共産党など複数の野党による国政選挙での連携を後押しする「市民連合」の運営委員。著書に「右傾化する日本政治」(岩波新書)など。

羽場久美子(ND評議員/青山学院大学名誉教授/世界国際関係学会(ISA)アジア太平洋会長)

神奈川大学国際日本学部教授、元世界国際関係学会(ISA)副会長(2016-17)。専門は、国際政治学、国際関係論、国際社会学、EU(欧州連合)地域研究、比較政治学、ナショナリズム、ゼノフォビア(外国人嫌悪)、先進国危機と戦争。特に、欧州とアジアにおいて、安全保障の制度化や和解の制度化をどのように実現するかについて、ヨーロッパに学び、OSCEや境界線地域のユーロリージョン、和解のための対話組織の恒常化について検討している。冷戦史研究、境界線とマイノリティ研究、移民・難民問題、ジェンダー、グローバル化と格差の拡大など。

松岡美里(ND研究員/帝京大学准教授)

米国ニュージャージー州出身。上智大学修士課程(グローバル・スタディーズ研究科)修了後、ウォーリック大学博士課程(政治学・国際関係学)修了。ウォーリック大学高等研究所に所属しイギリス国内の大学・大学院で政治学等の講義を担当。2016年より日本の複数の大学で講師を務め、2021年4月より現職。専門は国際関係学、日米関係、安全保障、東アジア/アジア太平洋/インド太平洋。「ND Compass」プロジェクトマネージャー。

猿田佐世(ND代表/弁護士(日本・ニューヨーク州))

沖縄の米軍基地問題など外交・政治問題について米議会・政府に対し自ら政策提言を行うほか、日本の国会議員や地方公共団体等の訪米行動を実施。米議員・米政府面談設定の他、米シンクタンクでのシンポジウム、米国連邦議会における院内集会等を開催。研究課題は日本外交。特に日米外交の「システム」や「意思決定過程」に焦点を当てる。