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東アジアの視点から見るイラン戦争|東アジア四カ国対話 2026

米国とイスラエルによるイランへの戦争は、中東地域に壊滅的な被害をもたらし、世界を世界的な経済危機の瀬戸際に追い込んでいる。多くの国ですでに燃料不足や肥料価格の高騰が発生しており、何十億人もの人々の生活とウェルビーイング(幸福・健康)が脅かされている。とりわけ東アジアはその影響を受けやすい地域である。日本はその原油の約90〜95%、中国は40〜50%、韓国は60〜70%をホルムズ海峡経由で輸入しているからだ。

さらに、米国はこの紛争ですでに膨大な量の弾薬を消費しており、同盟国に配備されている物議を醸すミサイル防衛システムの一部を含め、アジア太平洋地域から中東へと一部の軍事資源を移すことを選択した。そして最も懸念されるのは、核保有国2カ国による、NPT(核兵器不拡散条約)加盟国の核施設への攻撃が危険な前例を作り、NPTの将来に疑問を投げかけていることである。

東アジア四カ国対話 は、下記4名の報告を通じて、米国、韓国、日本、中国の4カ国が、この戦争がもたらす経済および安全保障上の影響にどのように向き合っているかを検証しようとしている。これらの報告は一冊にまとめて出版され、UCS(憂慮する科学者同盟)、ND(新外交イニシアティブ)、KDP(韓国外交プラザ)が共催するオープン・ウェビナーで発表される。

日時

2026/09/09 Wed.
午前9:30(9:15開室)〜

会場

オンライン会議システムZoom(Webinar)を使って行います。

参加費
無料
お申し込み方法

※参加申込みの際に、ご登録いただいたメールアドレスに当日のZoomリンク先URLが届きます。もしZoomリンクが届かない場合は、お手数ですが<info@nd-initiative.org>までご連絡ください。

お申込みはこちら▶︎▶︎https://x.gd/9rzDo

*オンラインイベントは「Zoom」を使用して行います。開始までにZoomソフト(またはアプリ)をインストールしておいてください。なお、Zoomのインストールとアクセス方法について簡単なマニュアルをご用意いたしました。こちらからご入手ください。大変恐縮ですが、上記マニュアル以外のZoom使用方法についての個別のお問い合わせには対応しかねますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

【スケジュール】

●報告(各15〜20分)
※登壇者は下記4名

●オープンディスカッション(30〜45分)

Xue CHEN/チェン・シュエ氏(中国)

上海国際問題研究院(SIIS)国際戦略・安全保障研究所 研究員 同院 東南アジア研究センター 研究員

1994年にSIISに入所。戦略・海洋安全保障研究を専門とする以前は、同院にてアジア太平洋およびアメリカ研究に従事していた。国際関係学に30年近く携わっており、中国語および英語による出版物や政策報告書を通じて、朝鮮半島研究および東アジアの海洋安全保障に注力し、中国国内で数多くの社会科学賞を受賞。
また、チャルマーズ・ジョンソン著『アメリカ帝国の悲劇(The Sorrows of Empire)』(2005年)の共訳者でもあるほか、香港フェニックステレビや中国中央電視台(CCTV)英語チャンネルなどの主要メディアにおいて、東アジアの安全保障や中国の周辺政策に関するコメンテーターとしても積極的に活動している。上海市人民政府外事弁公室の傘下機関である上海市国際友人研究会(SSPFS)の理事も務める。

Jihun KIM/キム・ジウン氏(韓国)

韓国・忠南大学(CNU)政治学・外交学科の教授
米国サウスカロライナ大学で国際学を専攻し、博士号を取得した。CNUに着任する前は、米国のウェブスター大学で10年間教鞭を執っていた。忠南国立大学では、同大学の『社会科学ジャーナル』の編集長を務め、現在は同大学平和・安全保障研究所の所長を兼任している。また、韓国政治学会では、研究委員会の委員長を務めた。彼の研究論文は、『Asian Perspective』、『East Asia: An International Quarterly』、『Pacific Focus』などに掲載されている。

Gregory KULACKI/カラッキー・グレゴリー氏(米国)

米国NGO「憂慮する科学者同盟(UCS)」上級アナリスト兼、世界安全保障プログラム中国プロジェクト・マネジャー
メリーランド大学にて政治理論で博士号を取得後、上海の复旦大学にて中国経済史や国際関係について学ぶ。中国語(北京語)に長け、2002年にUCSに加入して以来、米中の核軍縮や宇宙における安全保障などで米中両政府機関やNGOと連携を図ってきた。連携をとってきた機関には、米下院中国ワーキンググループや上院軍事委員会、アメリカナショナル・アカデミーなども含まれる。発言がネイチャー誌やニューヨークタイムズ紙、ワシントン・ポスト紙、NPR(ナショナル・パブリック・ラジオ)などで引用。グリーンマウンテンカレッジなどで准教授を務める。論文・著書に『中国の核戦略』(2015年)、『アメリカのミサイル防衛に対する中国の危機感』(2014年)、『核兵器の先制不使用:米中の核兵器をめぐる対話における問題と解答』(2012年)、『米中の宇宙競争』(2008年)など。

Seiji ENDO/遠藤誠治氏(日本)

成蹊大学法学部教授(国際政治学)/日本国際関係学会会長
1962年滋賀県生まれ。1991年成蹊大学法学部に着任。オックスフォード大学セント・アントニーズカレッジ、ウェルスリー・カレッジ(米国)で客員研究員。グローバリゼーションの政治的影響を検討することを中心的なテーマに研究。編著に『グローバル対話社会』(明石書店、2007年、小川有美と共編)、『普天間基地問題から何が見えてきたか』(岩波書店、2010年、宮本憲一・西谷修と共編)のほか『シリーズ日本の安全保障』全8巻(岩波書店、2014~2015年、遠藤乾と編集代表)。