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新外交イニシアティブ(ND)訪米報告会

日米原子力エネルギープロジェクト訪米調査報告

3年前、日本が「2030年代原発ゼロ」を打ち出した際、米国が圧力をかけ閣議決定が見送られたと報じられました。ND「日米原子力エネルギープロジェクト」では、日本の原子力エネルギー問題を日米関係から紐解き、米国が日本の原子力政策に与える影響について研究しています。

6月5日から約1週間、「日米原子力エネルギープロジェクト」では訪米調査(ワシントン・ボストン)を行いました。米国の元政府関係者(エネルギー省・ホワイトハウス・原子力規制委員会(NRC))や原子力専門家らにインタビューを行い、日本の原発再稼働・再処理についての米国における見方や2018年に期限を迎える日米原子力協定の行方等につき幅広く意見を伺いました。原発に対する見方が日米で大きく異なる現実も目の当たりにしました。最新の調査報告に、ぜひ皆様ご参加ください。

日時

2015/07/31 Fri.17:30開場
18:00〜19:45

会場

衆議院第一議員会館 国際会議室(予定)
住所:東京都千代田区永田町2-2-1(国会側 正門からお入りください)

最寄り駅

「国会議事堂前」(丸ノ内線・千代田線)

資料代
1000円(ND会員・エネルギープロジェクト訪米にご寄付いただいた方・学生は無料)
報告者

●鈴木 達治郎氏(長崎大学 核兵器廃絶研究センター(RECNA)センター長・教授)

●猿田佐世(ND事務局長・弁護士)

●平野あつき(ND研究員)

■定員:90名(先着順)
※会員の皆様、および今回のエネルギープロジェクト訪米にご寄付いただいた方におかれましては、優先的にご入場いただけます。

鈴木達治郎(すずき・たつじろう)

長崎大学 核兵器廃絶研究センター(RECNA)センター長・教授
東京大学工学部原子力工学科卒。78年マサチューセッツ工科大学プログラム修士修了。工学博士(東京大学)。原子力工学を専攻後、エネルギー環境政策、技術と政策の関係を中心に研究。MITエネルギー環境政策研究センター、同国際問題研究センター、(財)電力中央研究所社会経済研究所などを経て、2010年1月から2014年3月まで原子力委員会委員長代理を務め、2014年4月RECNA副センター長に就任。2015年4月より現職。国際核物質専門家パネル(IPFM)共同議長、核廃絶を目的とする科学者グループ「パグウォッシュ会議」評議員。

猿田佐世(さるた・さよ)

ND事務局長・弁護士
ワシントン在住も経ながら、各外交・政治問題について、米議会等で自らロビーイングを行う他、日本の議員や地方公共団体等の訪米行動を企画・実施。フクシマ事故後、日本の国会議員等の原発政策についての訪米行動のサポートを続け、米国の原子力政策に関わる人々と日本の外交チャンネルを築いてきた。

平野あつき(ひらの・あつき)

ND研究員
2014年秋よりND「日米エネルギープロジェクト」に参画。チームの一員として調査及び訪米のコーディネートを担当。