イベント

このイベントは終了しました。

ND緊急企画(東京)

緊急企画「沖縄に再び核兵器配備の日が来るか?」 グレゴリー・カラッキー博士(「憂慮する科学者同盟」)意見交換会(東京)

「憂慮する科学者同盟」(UCS ; Union of Concerned Scientists)のグレゴリー・カラッキー博士(グローバル安全保障プログラム・中国プロジェクトマネージャー)が11月16日から18日まで沖縄を訪問します。沖縄の基地問題の全体像を把握しながら、加えて、沖縄への再びの核兵器配備の可能性についての調査を行う予定です。

NDはカラッキー博士の今回の沖縄訪問日程を調整し、同行して氏の調査を補佐します。UCSは、世界に10万人以上の会員を擁する米国有数の科学者団体で、環境、原発、遺伝子操作、軍事機密など幅広い分野における科学的な分析や情報公開を行っています。

今回、NDでは、カラッキー氏の沖縄訪問をNDが企画するにあたり、3日間の沖縄調査の行程を終えた同氏から、米国が進めようとする「日本防衛における米国の核兵器の役割の増強」についてお話を伺う企画を開催いたします。

米政府は、現在、アジアに配備される可能性のある新しい核兵器の開発を検討しています。米国の軍事作戦上、沖縄の米軍基地はアジアでの有事に使用されることとされており、過去には沖縄に核が配備されていた歴史もあります。また、日米の間で結ばれたいわゆる「沖縄核密約」は、緊急時には米国が沖縄に核兵器を持ち込むことを認めています。

このような事情を踏まえ、カラッキー氏は、沖縄に再び米国の核兵器が配備される可能性がある、と語ります。しかしカラッキー氏は、このような核配備は新基地建設反対の沖縄における取り組みと、新しい核兵器に反対する米国における取り組みが協力することにより防ぐことができるだろうとも述べています。

核兵器の沖縄への再配備という米国発のこの警告を、多くの方にお聞きいただければと思います。

日時

2016/11/22 Tue.17:30開場
18:00〜19:45

会場

参議院議員会館地下1階 104会議室
東京都千代田区永田町2-1-1

最寄り駅

地下鉄 有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町駅」1番出口よりすぐ
地下鉄 丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前駅」1番出口より徒歩

参加費
1000円