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新外交イニシアティブ(ND)シンポジウム(東京)

沖縄と米軍基地~県知事選で問われるべきは何か~

今月末、沖縄知事選挙が行われます。新基地建設反対を掲げ沖縄をまとめてきた翁長雄志知事の急逝を受けてのこの選挙は、今後、沖縄が辺野古基地建設にどのような姿勢をとるのかという点で極めて重要な選挙です。

8月末、沖縄県は辺野古埋め立て承認を撤回しました。この撤回について、知事選立候補予定の玉城デニー氏は支持を表明しましたが、佐喜眞淳氏は「注視」としています。

日本政府は、普天間基地の移設先について「辺野古が唯一の選択肢」との立場を変えていませんが、新外交イニシアティブ(ND)では、米海兵隊の役割や運用等について軍事・安全保障の視点も踏まえて検証し、辺野古以外の解決策をまとめ、日米両政府へ提言を行ってきました。

沖縄県知事選を前に、改めて辺野古の新基地が軍事・安全保障の観点からみて必要なのか、環境面での弊害はないのか等について検証し、何が選挙で問われるべきなのかを議論します。

日時

2018/09/13 Thu.18:30開場
19:00〜21:00

会場

弁護士会館 10F 1003号室
住所:〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-1-3

最寄り駅

霞ヶ関駅(B1-b出口より直通)
桜田門駅(5番出口より徒歩8分)
日比谷駅(日比谷公園を通り徒歩8分)

参加費
1000円(ND会員・学生は無料)
登壇者

・柳澤協二(ND評議員/元内閣官房副長官補)
1970年東京大学法学部卒とともに防衛庁入庁、運用局長、人事教育局長、官房長、防衛研究所長を歴任。2004年から2009年まで、小泉・安倍・福田・麻生政権のもとで内閣官房副長官補として安全保障政策と危機管理を担当。現在、NPO国際地政学研究所理事長。
著書に『検証 官邸のイラク戦争』(岩波書店)、『亡国の安保政策』(岩波書店)など。

・屋良朝博(ND評議員/元沖縄タイムス論説委員)
フィリピン大学を卒業後、沖縄タイムス社入社。92年から基地問題担当、東京支社を経て、論説委員、社会部長などを務めた。2006年の米軍再編を取材するため、07年から1年間、ハワイ大学内の東西センターで客員研究員として在籍。2012年6月に退社。現在、フリーランスライター。
著書に『誤解だらけの沖縄・米軍基地』(以上、旬報社)『砂上の同盟』(沖縄タイムス社)

・ジョン・ミッチェル(ジャーナリスト)
2015年、日本外国特派員協会の「報道の自由推進賞」の「報道功労賞」を受賞。2016年から沖縄タイムス特約通信員。明治学院大学国際平和研究所研究員。
著書に『追跡・沖縄の枯れ葉剤:埋もれた戦争犯罪を掘り起こす』(高文研)、『追跡・日米地位協定と基地公害』(岩波書店)など。