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新外交イニシアティブ(ND)主催 マイク・モチヅキ氏 意見交換会

ワシントン「知日派」と語る東アジアの安全保障 ―米朝交渉や沖縄県知事選の結果を振り返って―

9月30日に行われた沖縄県知事選挙では、辺野古基地建設に明確に反対を示した玉城デニー氏が、相手候補に対して大きな差をつけただけでなく、過去最多の票を得て当選しました。一方、日本政府は、普天間基地の移設先について「辺野古が唯一の選択肢」との立場を変えていません。

また、北朝鮮の非核化に向けた取り組みについては、今月7日に金正恩委員長とマイク・ポンペオ米国務長官の4度目の会談が行われるなど、対話外交が進んではいるものの、米朝交渉の行方は未だ不透明です。

いずれの問題も、東アジアにおける米国の軍事戦略が深く関わっています。今後の東アジアの安全保障をどのように考えていけばよいのか、その中で日本が果たすべき役割は何なのか、マイク・ND評議員からの報告を受け、会場と意見交換をさせていただければと思っております。

※なお、今回の意見交換会はNDへのファンドレイジングも兼ねております。沖縄県知事選において玉城デニー氏の圧勝で示された、「辺野古新基地建設への反対」という沖縄の多くの声を受け、NDではより一層力を入れて日米両政府への働きかけを行っていきます。米海兵隊運用の見直しを基にした辺野古以外の選択肢について、日米両政府に訴えかけ、技術と運用による現実的な解決を見出すよう働きかけます。皆様からのご支援をお願いできれば幸いです。

日時

2018/10/20 Sat.18:15開場
18:30〜20:30

会場

「北とぴあ」会議室802
住所:東京都北区王子1-11-1

最寄り駅

JR京浜東北線「王子駅」(北口徒歩2分)
東京メトロ南北線「王子駅」(5番出口より直結)

参加費
一般3000円(ND会員・学生は2000円)
登壇者

マイク・モチヅキ氏 (米ジョージ・ワシントン大学教授・ND評議員)
ジョージ・ワシントン大学准教授。ハーバード大学にて博士号取得。専門は日本政治および外交政策、日米関係、東アジア安全保障。
南カリフォルニア大学およびイェール大学で教鞭をとり、ブルッキングス研究所シニア・フェロー、ランド研究所アジア太平洋政策センター共同部長などを歴任。2001年から2005年、ジョージ・ワシントン大学エリオットスクール(国際関係学)のAsian Studies(アジア学)のためのガストン・シグール記念センター所長。現在は、同センター日米関係部長を務め、また同センターの「アジア太平洋における記憶と和解」研究・政策プロジェクトの共同責任者も務める。