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モートン・ハルペリン氏来日記念講演会

沖縄返還当事者が見る今 ―47年ぶりの訪沖を振り返って―

多くの沖縄県民の反対の中、辺野古にて調査が開始され、基地移設が進められようとしています。1972年の沖縄返還時、沖縄の基地負担の軽減が期待されました。しかし、現在まで沖縄は過重な基地負担を負っています。この度、NDの招聘により、米歴代政権で安全保障政策に関わり、沖縄返還で米側交渉官を務めたハルペリン氏が沖縄を訪問します。

シンポジウムでは、返還以来47年ぶりの訪沖の感想や、沖縄の基地負担についての想いなどを、米安全保障戦略の変化等に照らしながらお話しいただきます。 15時30分からの日弁連主催の秘密保護法シンポジウムに続けてご参加ください。

※同日同場所開催イベント(ハルペリン氏講演)シンポジウム「秘密保護法と国民の知る権利(オープン・ガバメント)」15:30-17:00(主催:日本弁護士連合会)

日時

2014/09/19 Fri.15:00 開場
秘密保護法/オープン・ガバメント(日本弁護士連合会)15:30~17:00 ・本シンポジウム(ND)17:15〜18:45

会場

参議院議員会館 講堂
住所:東京都千代田区永田町2-2-1
地図:http://bb-building.net/tokyo/deta/457.html

最寄り駅

永田町駅より徒歩4分、国会議事堂前駅より徒歩7分

参加費
無料
登壇者

・基調講演
モートン・ハルペリン氏(元米国家安全保障会議(NSC)スタッフ)

・パネルディスカッション
モートン・ハルペリン氏
猿田佐世(ND事務局長、弁護士)(コーディネーター)

●お申込:
当日参加も受付けますが、できる限り、事前申込みをお願いいたします。下記フォームへのご入力、送信をお願いいたします。

●言語:
日英(通訳付き)

●ND初の書籍出版のお知らせ
ND編『虚像の抑止力 沖縄・東京・ワシントン発 安全保障政策の新機軸』(旬報社)

本書は、日米外交の多くの歪みを象徴的に表す沖縄の米軍基地問題を皮切りに、同様に「抑止力」による説明が繰り返される集団的自衛権の行使容認、そして日米安保体制や日本の民主主義の在り方について、外交・防衛・安全保障の専門的見地から疑問を投げかけ、問題の所在を解説するものです。(定価:1,512円(税込))全国の書店・amazonにて発売中です http://amzn.to/1trmhXO 講演会当日、会場でも販売いたします。
(書籍詳細:http://www.junposha.com/catalog/product_info.php/products_id/931 )

著者:
柳澤協二(ND理事/元内閣官房副長官補)、マイク・モチヅキ(ND理事/ジョージ・ワシントン大学准教授)、半田滋(東京新聞論説兼編集委員)、屋良朝博(元沖縄タイムス論説委員/フリージャーナリスト)、猿田佐世(ND事務局長/弁護士)

●出版記念シンポジウム「どうする米軍基地・集団的自衛権(仮題)」のご案内
日時:10月30日(木)18時ころ~(予定)
会場:議員会館(予定)
登壇者:柳澤協二(ND理事/元内閣官房副長官補)、マイク・モチヅキ(ND理事/ジョージ・ワシントン大学教授)、半田滋(東京新聞論説兼編集委員)、屋良朝博(元沖縄タイムス論説委員/フリージャーナリスト)、猿田佐世(ND事務局長/弁護士)(予定)

※ 詳細は9月中旬以降にウェブサイトに掲載いたしますのでご確認の上、足をお運びください。

●イベント・書籍についてのお問合せ:
新外交イニシアティブ(ND)事務局
03-3948-7255
Web:local.nd-initiative.org
東京都新宿区新宿 1-15-9 さわだビル 5階
E-mail:info@nd-initiative.org
Facebook:www.facebook.com/NewDiplomacyInitiative
Twitter:@nd_initiative

共催:琉球新報社

モートン・ハルペリン(Morton H. Halperin)

元米国家安全保障会議(NSC)スタッフ
1938 年生まれ。1966 年から 69 年にかけて、米国防総省の上級担当官として沖縄返還交渉に関わり、米国側の方針をまとめ、日本側と交渉にあたる。その後も外交安全保障の専門家として、ニクソン政権時に国家安全保障会議メンバー、クリントン政権時に大統領特別補佐官などを歴任。在沖米軍基地に関して沖縄の負担は軽減すべきとし、普天間基地の辺野古移設に反対。また日本の特定秘密保護法についても、国際基準に則していないと繰り返し指摘し、沖縄の核密約についても国民には知る権利があると主張。

猿田佐世(さるた・さよ)

ND事務局長・弁護士
コロンビア大学ロースクールにて修士号取得、アメリカン大学国際関係学部にて国際政治・国際紛争解決学修士号取得。自らワシントンにてロビーイングを行う他、沖縄を初めとする日本の国会議員等の訪米行動を企画・実施。二度の稲嶺進名護市長の訪米行動の企画・運営を担当し、米議員・米政府面談設定の他、米シンクタンクでのシンポジウム、米国連邦議会における院内集会等を開催。