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新外交イニシアティブ・オンラインイベント

踏み越える専守防衛ー急浮上した敵基地攻撃と第五次アーミテージ・ナイ報告書を読み解く

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12月18日、日本政府は、新たなミサイル防衛システムの整備やスタンド・オフ(敵の射程圏外からの攻撃)防衛能力の強化を閣議決定しました。9月の「安倍談話」が求めた2020年内の敵基地攻撃能力の保有容認は延期されたものの、実際の防衛装備や能力の面でこれを先取りする決定です。

他方、12月7日には「第五次アーミテージ・ナイ報告書」が米シンクタンクから発表されました。日本の外交・安保政策の青写真とも呼ばれるこの報告書は、中国の脅威に対抗するために日米の同盟関係を「相互依存」にまで高めるべきであるとしています。

今以上に日本の「防衛力」が強化され、自衛隊が米軍にさらに組み込まれていくことで日本は安全になるのでしょうか、日本が米国の戦争に巻き込まれるリスクはないのでしょうか。

今回は、軍事問題に詳しい半田滋氏(元東京新聞論説兼編集委員)をお招きし、日本の防衛政策を読み解いていただきます。また新外交イニシアティブ(ND)代表の猿田佐世が第五次アーミテージ・ナイ報告書の分析を行い、対談で今後の日本外交・防衛政策のあるべき姿を議論します。

日時

2021/01/08 Fri.18:30開場
19:00〜21:00

会場

オンライン会議システム「Zoom」を用いて行います。

参加費
1000円(ND会員、学生、プレスは無料) *運営活動費等に充てるため、有料としております。ご理解いただきますようお願い致します。
お申込み方法

※参加申込みの際に、ご登録いただいたメールアドレスに当日のZoomリンク先URLが届きます。もしZoomリンクが届かない場合は、お手数ですがinfo@nd-initiative.orgまでご連絡ください。

【非会員】参加をご希望の方は、こちらよりお申込みください。ご登録いただいたメールアドレスに当日のZoomリンク先URLが届きます。
※クレジットカード決済はVISAもしくはMasterのみご利用可能です。

【学生・プレス】参加をご希望の方は、こちらよりお申込みください。ご登録いただいたメールアドレスに当日のZoomリンク先URLが届きます。

【会員】ND会員の皆様は、こちらよりお申込みください。ご登録いただいたメールアドレスに当日のZoomリンク先URLが届きます。

*オンラインイベントは「Zoom」を使用して行います。開始までにZoomソフト(またはアプリ)をインストールしておいてください。なお、Zoomのインストールとアクセス方法について簡単なマニュアルをご用意いたしました。こちらからご入手ください。大変恐縮ですが、上記マニュアル以外のZoom使用方法についての個別のお問い合わせには対応しかねますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

半田滋(はんだ・しげる)

防衛ジャーナリスト、元東京新聞論説兼編集委員。下野新聞社を経て、91年中日新聞社入社、東京新聞論説兼編集委員。獨協大学非常勤講師。2007年、東京新聞・中日新聞連載の「新防人考」で第13回平和・協同ジャーナリスト基金賞(大賞)を受賞。

猿田佐世(さるた・さよ)

新外交イニシアティブ(ND)代表/弁護士(日本・ニューヨーク州)。沖縄の米軍基地問題について米議会等で自らロビーイングを行う他、日本の国会議員や地方公共団体等の訪米行動を実施。研究課題は日本外交。基地、原発、日米安保体制、TPP等、日米間の各外交テーマに加え、日米外交の「システム」や「意思決定過程」に特に焦点を当てる。著書に、『自発的対米従属 知られざる「ワシントン拡声器」』(角川新書)、『新しい日米外交を切り拓く 沖縄・安保・原発・TPP、多様な声をワシントンへ』(集英社)、『辺野古問題をどう解決するか-新基地をつくらせないための提言』(共著、岩波書店)、『虚像の抑止力』(共著、新外交イニシアティブ編・旬報社)など。