イベント

新外交イニシアティブ(ND)・憂慮する科学者同盟(UCS)共催オンラインシンポジウム

対米発表「抑止一辺倒を越えて ―時代の転換点における日本の安全保障戦略」

米中対立が激しさを増すなか、日本の安全保障は現在進められている防衛力拡大や、米軍と自衛隊との一体化によってまもられるのでしょうか。新外交イニシアティブ(ND)は今年三月、包括的な提言書「抑止一辺倒を越えて ―時代の転換点における日本の安全保障戦略」を発表し、安全保障政策の見直しを訴えました。

今回、その英語版を発表するにあたり、米国のシンクタンク「憂慮する科学者同盟」(Union of Concerned Scientists; UCS)との共催で、米国向けイベントを開催することと致しました。日本はいかにして抑止一辺倒を越え、米中間の架橋となることができるか、そして新たな戦争のリスクを回避するうえで求められる政策とは何か、グレゴリー・カラツキー博士(UCSグローバル安全保障プログラム中国プロジェクトマネージャー)、柳澤協二ND評議員(元内閣官房副長官補)、そして猿田佐世ND代表が討論します。

*「憂慮する科学者同盟」(Union of Concerned Scientists; UCS)は米国のマサチューセッツ工科大学の科学者と学生によって設立された非営利のシンクタンク。50年以上の歴史がある。250名近くの科学者やアナリストといった専門家を中心に、正確で独立した科学の視点から、核兵器、気候変動、食糧といった世界の諸問題を分析し、安全で健やかな未来に向けた具体的な解決策を提示。全米に50万以上のサポーターがいる。

UCSのイベント案内ページ(英語)はこちらからご覧いただけます。米国では、対日外交や日本の安全保障政策についての情報は、一握りの「知日派」による発信が大半を占めるといいます。こうした状況に風穴を開けるべく、UCSとNDは日米双方、とくに米国から多数の参加者を迎えて討論するイベントを企画いたしました。

●政策提言日本語版は、こちらからダウンロードいただけます。

●政策提言英語版は、こちらからダウンロードいただけます。

日時

2021/08/05 Thu.08:00開場
08:30〜10:00

会場

オンライン会議システム「Zoom」を用いて行います。

参加費
無料でご参加いただけます。【日英同時通訳付き】                                         *政策提言書の研究・調査、印刷、そして国内外に広めるためのイベント運営活動費等へのご寄付を、どうぞよろしくお願いいたします。
お申込み方法

お申込みは、こちらからお願いいたします。

ご登録いただいたメールアドレスに、後日、NDよりシンポジウムのZoomリンク先URLが届きます。今回は米国の「憂慮する科学者同盟」との共催です。その関係からリンク先URLは別途、配信となります。ご了承ください。

*イベント当日までに、NDからリンク先URLが届かない場合、info@nd-initiative.orgまでお問合せください。

*オンラインイベントは「Zoom」を使用して行います。開始までにZoomソフト(またはアプリ)をインストールしておいてください。なお、Zoomのインストールとアクセス方法について簡単なマニュアルをご用意いたしました。こちらからご入手ください。大変恐縮ですが、上記マニュアル以外のZoom使用方法についての個別のお問い合わせには対応しかねますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

登壇者:グレゴリー・カラツキー(Gregory Kulacki)

「憂慮する科学者同盟(UCS)」グローバル安全保障プログラム中国プロジェクトマネージャー。
メリーランド大学にて政治理論で博士号を取得。上海の复旦大学にて中国経済史や国際関係について学ぶ。現在はグリーンマウンテンカレッジなどで准教授を務める。中国語(北京語)に長け、2002年にUCSに加入して以来、米中を中心に東アジアの安全保障について軍縮を目指して米中両政府機関に働きかけ、各研究機関・専門家と連携を図ってきた。論文・著書に『中国の核戦略』(2015年)、『アメリカのミサイル防衛に対する中国の危機感』(2014年)、『核兵器の先制不使用:米中の核兵器をめぐる対話における問題と解答』(2012年)、『沖縄の負担』(2019年1月)など。

登壇者:柳澤協二(やなぎさわ・きょうじ)

元内閣官房副長官補/ND評議員。
1970年東京大学法学部卒とともに防衛庁入庁、運用局長、人事教育局長、官房長、防衛研究所長を歴任。2004年から2009年まで、小泉・安倍・福田・麻生政権のもとで内閣官房副長官補として安全保障政策と危機管理を担当。現在、NPO国際地政学研究所理事長。

登壇者:猿田佐世(さるた・さよ)

新外交イニシアティブ(ND)代表・上級研究員/弁護士(日本・ニューヨーク州)。
沖縄の米軍基地問題など外交・政治問題について米議会・政府に対し自ら政策提言を行うほか、日本の国会議員や地方公共団体等の訪米行動を実施。米議員・米政府面談設定の他、米シンクタンクでのシンポジウム、米国連邦議会における院内集会等を開催。研究課題は日本外交。特に日米外交の「システム」や「意思決定過程」に焦点を当てる。

モデレーター:リリィ・アダムス(Lilly Adams)

「憂慮する科学者同盟(UCS)」アウトリーチコンサルタント。
USCグローバル安全保障プログラムのコンサルタント、米国の超党派会員組織「軍備管理協会(Arms Control Association)」理事。「ニュークリア・ボイス」(核兵器製造・実験といった核開発の最前線に置かれている地域住民や兵士のコミュニティと、核政策や軍備管理に携わる連邦機関とをつなぐプロジェクト)の創設者兼コーディネーター。