研究・報告

「六ヶ所再処理工場の現状と高速炉開発との関係」

新外交イニシアティブ/ジョージ・ワシントン大学エリオット国際関係大学院共催   
オンラインシンポジウム
「日米の高速炉開発協力を問う」(2023年3月11日)

米国と日本は、高速炉を「次世代革新炉」と位置づけ、官民挙げて開発協力を進めています。

はたして高速炉は近い将来、商業的に成立する見込みはあるのでしょうか。「もんじゅ」の失敗から、私たちは何を学ぶべきなのでしょう。高速炉は核廃棄物や気候変動の解決策として有効といえるのか、そして核拡散にはつながらないのでしょうか—。

この問題に詳しいアイリーン・美緒子・スミス氏(グリーン・アクション代表)にご報告いただきました。スミス氏の報告資料はこちらからダウンロードいただけます。

動画(日本語)

Video(English)

*この活動は、一般社団法人アクト・ビヨンド・トラストの2022年度助成を受けています。

アイリーン・美緒子・スミス(Aileen Mioko Smith)

環境NGO・グリーン・アクション代表。コロンビア大学公衆衛生学部環境科学修士(MPH)。1980~1983年、スリーマイル島原発事故住民聞き取り調査。1983年から原発問題に取り組み、今日に至る。内容は核燃料サイクル、原発の安全性・老朽化、核廃棄物、原発事故時避難計画、等。1990年、高速増殖炉計画に反対する「ストップ・ザ・もんじゅ」事務局共同設立。1999年、MOX燃料利用の計画阻止に大きく関わる。2014年、Nuclear-Free Future Award(核のない未来賞)教育部門賞を受賞。2021年、写真集「MINAMATA」を再出版(W.ユージン・スミスと共著/日本語版・Crevis)。京都在住。