研究・報告

エネルギー基本計画と 使用済燃料問題

国のエネルギー政策の指針となるエネルギー基本計画。そのうち原子力政策については、再処理を前提に組み立てられてきました。しかし、六ケ所再処理工場はこれまで25回も運転開始が延期され、2022年度には商業運転に入ると計画されているものの、高レベル廃液のガラス固化といった技術面での不具合は未だ解決されていません。原発を運転すれば使用済燃料が発生します。それらの持って行先が不確かなまま、原発維持・拡大を目指すのは現実的なのでしょうか。日本の使用済燃料政策が抱える問題点について報告します。PDF版はこちらからダウンロードいただけます。