タカノ議員と日本の国会議員が、バイデン大統領と岸田首相宛ての台湾安全保障に関する共同書簡について協議

Congressman Mark Takano
(2024年8月9日 ワシントン)

8月9日、アメリカ合衆国下院議員で米国プログレッシブ議員連盟(CPC)の政策担当副会長を務めるマーク・タカノ議員(カリフォルニア州第39区選出)は、日本プログレッシブ議員連盟(PCJ)の会長を務める日本の中川正春衆議院議員と共に、台湾の安全保障に関する共同書簡についてのオンライン記者会見を開催した。この書簡は、アメリカのジョー・バイデン大統領と日本の岸田文雄首相に宛てて送られたもので、両議員連盟のメンバーが署名している。

署名者らは「台湾海峡での武力衝突は避けられねばならないとの共通の関心を有している。そのような衝突は両国の国家安全保障上の利益に反するものであり、一度勃発すると大惨事になりかねない。私たちは、台湾有事の可能性が依然として許容できないほど高いままであることを懸念している」と述べている。

タカノ議員は、インド太平洋地域の安全保障を強化するために81億2000万ドル規模の「インド太平洋安全保障追加予算」を支持する姿勢を改めて表明するとともに、台湾海峡での平和と安定を確保するための外交努力の強化を呼びかけた。

日米プログレッシブ議員連盟のメンバーによる今回の取り組みは、両議員連盟の友好と尊敬に基づく協力関係を確認するものである。日本プログレッシブ議員連盟は、2020年に日本の議員が米プログレッシブ議員連盟のメンバーと会談した後に設立され、以降日本の衆参両院の複数の野党からなる国会議員40名を抱えるまで成長した。

米プログレッシブ議員連盟からは、プラミラ・ジャヤパル議員、イルハン・オマール議員、グレッグ・カサー議員、バーバラ・リー議員、マーク・タカノ議員、ジョナサン・L・ジャクソン議員、サマー・L・リー議員、ヘンリー・“ハンク”・ジョンソン・ジュニア議員、デリア・C・ラミレス議員、ロー・カンナ議員、アヤンナ・プレスリー議員、シュリ・タネダール議員、ヘスス・G・“チュイ”・ガルシア議員、アレクサンドリア・オカシオ=コルテス議員、ラウル・M・グリハルバ議員、ジャマール・ボウマン議員、アンドレ・カーソン議員、ドナルド・S・ベイヤー・ジュニア議員、ダイアナ・デゲット議員が署名した。

日本プログレッシブ議員連盟からは、衆議院議員の中川正春、近藤昭一、逢坂誠二、重徳和彦、阿部知子、小熊慎司、源馬謙太郎、屋良朝博、荒井優、新垣邦男、岡本あき子、小山展弘、櫻井周、階猛、田嶋要、徳永久志、野間健、道下大樹、森山浩行、谷田川元、山岸一生、山崎誠、山田勝彦、吉田はるみ、米山隆一、及び参議院議員の徳永エリ、石橋通宏、福島みずほ、森屋隆、石垣のりこ、石川大我、伊波洋一、打越さく良、杉尾秀哉、高良鉄美、水岡俊一、水野素子、横沢高徳が署名をしている。

Takano and Japanese Lawmakers Discuss Joint Letter to Biden and Kishida on Taiwanese Security

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