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アミタフ・アチャリア氏(アメリカン大学名誉教授/元国際関係学会会長)講演会

アメリカ世界秩序の終焉-マルチプレックス世界のはじまり-

ロシアによるウクライナ侵攻により世界情勢が大きく動き、先行きが見えなくなっています。アメリカは、覇権国の地位を降りるのでしょうか。安定した国際秩序はどのように展望できるでしょうか。

今回、非西洋人として初めて国際関係学会の会長を務め、今年2月に新著『アメリカ世界秩序の終焉:マルチプレックス世界のはじまり』を日本で出版したアミタフ・アチャリア氏(アメリカン大学教授)に講演をいただきます。

アチャリア氏は、米国主導の戦後国際秩序の終焉は既に始まっており、国家や非国家、国際機構や地域機構など様々な主体が多様に相互作用する、多元的・多層的な国際秩序(マルチプレックス世界秩序)が訪れていると論じています。

また、本書の翻訳を務め、この度NDの評議員に就任した芦澤久仁子氏(アメリカン大学/ジョージワシントン大学講師)にも、本書の解説を踏まえて日本の果たすべき役割についてのお話をいただきます。

書籍はこちらからご購入いただけます

日時

2022/07/28 Thu.18:30開場
19:00〜21:00

会場

オンライン会議システム「Zoom」を使用して行います。

参加費
1000円(ND会員、学生、プレスは無料)*運営活動費等に充てるため有料としております。ご理解いただきますようお願い致します。
お申込み方法
参加をご希望の方は、下記リンクよりお申込みください。ご登録いただいたメールアドレスに当日のZoomリンク先URLが届きます。
 ※参加申込みの際に、ご登録いただいたメールアドレスに当日のZoomリンク先URLが届きます。もしZoomリンクが届かない場合は、お手数ですがinfo@nd-initiative.orgまでご連絡ください。

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※クレジットカード決済はVISAもしくはMasterのみご利用可能です。
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*オンラインイベントは「Zoom」を使用して行います。開始までにZoomソフト(またはアプリ)をインストールしておいてください。なお、Zoomのインストールとアクセス方法について簡単なマニュアルをご用意いたしました。こちらからご入手ください。大変恐縮ですが、上記マニュアル以外のZoom使用方法についての個別のお問い合わせには対応しかねますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

定員:300名

アミタフ・アチャリア氏(アメリカン大学教授/元国際関係学会会長)

アメリカン大学教授(国際関係論)および「UNESCO Transnational Challenges and Governance」講座長。2014-15年,世界国際関係学会(International Studies Association)の学会長に非西洋人として初めて任命された。これまでに,オックスフォード大学(英国),ロードス大学(南アフリカ),ハーバード大学(米国),南洋理工大学(シンガポール),清華大学(中国)などで研究活動および教鞭をとる。
主著に,Constructing Global Order(ケンブリッジ大学出版,2018年),Why Govern? Rethinking Demand and Progress in Global Governance(ケンブリッジ大学出版,2016年),The Making of Southeast Asia(コーネル大学出版,2013年),Whose Ideas Matter?(コーネル大学出版,2009年)などがあり,国際関係理論,グローバルガバナンスおよびアジアの地域統合に関する著作・論文を多数執筆。
豪州のマードック大学で博士号を取得。インド・オディシャ州出身。

芦澤久仁子氏(ND評議員/アメリカン大学・ジョージワシントン大学専門講師)

現在、米国ワシントンD.C.のアメリカン大学およびジョージワシントン大学で専門講師(国際関係論)を務める。これまでに,オックスフォード・ブルックス大学(英国)に勤務(准教授)したほか,米国のウッドローウイルソン国際学術センター,東西センター(ワシントンDC),ライシャワー東アジア研究所において招聘研究員として研究活動を行う。
主著,Japan, the U.S. and Regional Institution-Building in the New Asia: When Identity Matters(パルグレイブ・マクミラン社,2013年)が,2015年度大平正芳記念賞を受賞。日本外交,アジア地域機構を中心とした論文を発表。
タフツ大学フレッチャー法律外交大学院(米国)で博士号を取得。慶應大学経済学部卒。東京都出身。

猿田佐世(さるた・さよ)

新外交イニシアティブ(ND)代表・上級研究員/弁護士(日本・米ニューヨーク州)。沖縄の米軍基地問題など外交・政治問題について米議会・政府に対し自ら政策提言活動を行うほか、日本の国会議員や地方公共団体等の訪米行動を実施。米議員・米政府面談設定の他、米シンクタンクでのシンポジウム、米国連邦議会における院内集会等を開催。研究課題は日本外交。特に日米外交の「システム」や「意思決定過程」に焦点を当てる。