戦争を回避せよ 外交を切り拓け

NDは本年、設立10周年を迎えました。

「沖縄の辺野古新基地建設反対は日本国民の多くの声なのに、ワシントンにその声が届かないのはなぜだろう。」そんな思いから、米国連邦議会のドアをたたいて、アメリカ政治に直接訴える取り組みを始めたことをきっかけにNDの活動は始まりました。

設立から10年。限られた人しか関われず、限られた声しか伝わらない「日米外交」の新しいフロンティアを切り拓き、新たな声を外交に届けることで、日本や世界を取り巻く問題を変えたいという想いでこれまで日々歩みを進めてきました。

原点であるワシントンに声を運ぶことを中心に、政策提言や研究、シンポジウム開催などを通じて「新しい外交」を実践し、懸念を共有する諸外国のシンクタンクとの連携や、日米の国会におけるプログレッシブ議員連盟の橋渡しを行うなど、NDの活動は着実に拡がっています。

しかしながら、世界情勢はますます混迷を極め、この東アジア地域でも緊張が高まっています。その負担が一部の人々に集中する現実も続く中、軍事力でなく、外交の力で戦争を回避し、真の平和を実現できるようこれからも取り組みを進めていきたいと思います。

この度、10年を振り返り、皆さまに感謝の気持ちをお伝えし、共に次の一歩を踏み出していきたいとの想いで、記念チャリティーイベントを企画しました。ぜひお越しください。

外交を切り拓く －設立10周年に寄せて－（猿田佐世）

【1月訪米「戦争を回避せよ」へのご支援のお願い】

2024年1月中旬（予定）、猿田佐世ND代表とND研究員による訪米を予定しています。

米中の緊張の高まり、まことしやかに話される台湾有事の可能性の中で、米中対立の緩和を求め、是が非でもの台湾有事の回避を米国政界に働きかけたいと思います。また、辺野古基地建設反対の声を伝えるのはもちろんのこと、日米協力での高速炉開発による核燃サイクルの延命などの問題についても、米プログレ議連をはじめ、協力関係を築いている米議会・政府関係者・専門家に働きかけ、具体的な動きに繋げていきます。

現在、フライト代・滞在費が高騰しており、フライト代（エコノミー）だけでも一人40万円超となりそうです。この軍拡一辺倒の時代、外交を主流に戻すため、力を貸してください。ぜひ、ご寄付により、対米活動を支えていただきますようお願いいたします。

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