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沖縄県主催シンポジウム 

日米地位協定の改定に向けて-他国の地位協定との比較で見えた展望-

【追加情報】レオナルド・トリカリコさん(元イタリア空軍参謀長 元NATO第5戦術空軍司令官)登壇決定!!

事件・事故や騒音、PFASによる汚染等、米軍基地に起因する諸問題と密接に関わる日米地位協定。これまで、全国知事会や超党派の議員、専門家らが地位協定の改定を求める要請を日本政府に行ってきましたが、一度も改定されないまま、締結から60年以上が経過しています。一方、日本と同様、米国と地位協定を結んでいる他国では、問題があればその円滑な解決に向けた取組や、協定の改定もなされています。

沖縄県は、この協定の抜本的な見直しを実現するため、平成29年度から他国の地位協定や米軍基地の運用状況についての調査を行いました。今回、その調査結果を総括し、日米地位協定の改定について、議論いたします。

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日時

2024/02/10 Sat.13:00開場
14:00〜17:00

会場

ベルサール飯田橋ファースト

住所:東京都文京区後楽2-6-1住友不動産飯田橋ファーストタワーB1 地図

最寄り駅

「飯田橋駅」C3出口徒歩3分(大江戸線)
「飯田橋駅」東口徒歩5分(JR線)
「飯田橋駅」B1出口徒歩5分(東西線・有楽町線・南北線)
「後楽園駅」1番出口徒歩8分(丸ノ内線・南北線)

※近隣には「ベルサール飯田橋駅前」がございますが別の会場となります。お間違えのないようお気を付けください。
※隣接する「住友不動産飯田橋ファーストビル」は別の建物です。お間違えのないようお気を付けください。

参加費
無料
申込み

こちらのフォームからお申込みください。

・メール・ハガキ・お電話でも受け付けています。下記「シンポジウム開催事務局」宛に必要事項をご記入の上、メールもしくはハガキをお送りいただくか、お電話でお申込みください。
必要事項[①氏名 ②よみがな ③電話番号 ④お住まいの地域(東京都内・外)]
※オンライン配信は予定していませんが、アーカイブ映像を後日沖縄県の公式HPで公開予定です

シンポジウム開催事務局(事業受託者:新外交イニシアティブ(ND))
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-15-9 さわだビル5F
TEL: 03-3948-2755
E-mail: info@nd-initiative.org

※新外交イニシアティブ(ND)は県から委託を受け、本事業の事務局として企画・運営に携わっています。

定員:250名

※オンライン配信は予定していませんが、アーカイブ映像を後日沖縄県の公式HPで公開予定です

玉城デニー(沖縄県知事)

沖縄県知事。上智社会福祉専門学校卒業後、中部地区老人福祉センター職員やラジオパーソナリティーを経て、2002年より沖縄市議会議員(1期)、2009年より衆議院議員(4期)を務める。2018年9月の沖縄県知事選挙にて当選、2022年9月の同選挙にて再選。座右の銘「天は正論に信念と勇気を与える」。

レオナルド・トリカリコ(元イタリア空軍参謀長 元NATO第5戦術空軍司令官)

ICSA財団会長。バルカン紛争多国籍軍副司令官('99年)、イタリ ア空軍参謀長('04~'06年)、NATO第5戦術空軍司令官を歴任。 1999年から2004年まで、ダレマ内閣、アマート内閣、ベルルスコ ーニ内閣で軍事顧問を務める。ベルルスコーニ内閣では軍事政治中 枢機関(NUCLEO POLITICO MILITARE)議長、閣僚間輸送・インフ ラ安全保障調整委員会(COCIST)委員長、閣僚間防衛物資輸出調 整作業部会(GLICED)委員長も務めた。

川名晋史(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授)

1979年北海道生まれ。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。専門は,米国の海外基地政策。博士(国際政治学)。青山学院大学大学院国際政治経済学研究科博士後期課程修了。著書『基地の政治学――戦後米国の海外基地拡大政策の起源』(白桃書房、2012年、佐伯喜一賞)、『基地の消長 1968-1973――日本本土の米軍基地「撤退」政策』(勁草書房、2020年、猪木正道賞特別賞)、『基地はなぜ沖縄でなければいけないのか』(筑摩書房、2022年).編著『共振する国際政治学と地域研究――基地、紛争、秩序』(勁草書房、2019年、手島精一記念研究賞)、『世界の基地問題と沖縄』(明石書店、2022年)ほか。

三宅千晶(弁護士)

1989年沖縄県生まれ。沖縄県出身の母・広島県出身の父の長女として産まれる。2013年早稲田大学法学部卒業、2016年早稲田大学大学院法務研究科卒業、2017年第二東京弁護士会 登録。日本弁護士連合会人権擁護委員会「基地問題に関する調査研究特別部会」や、第二東京弁護士会「裁判員センター・副委員長」「情報公開・個人情報保護委員会」に所属。新外交イニシアティブ(ND)研究員。共編著に、『実務解説 行政訴訟』(勁草書房)、『令和2年改正 個人情報保護法の実務対応-Q&Aと事例-』(新日本法規出版)、『弁護士CASE FILE Ⅰ』(朝陽会)、『米中の狭間を生き抜く 対米従属に縛られないフィリピンの安全保障とは』(かもがわ出版)等。

布施祐仁(フリージャーナリスト)

1976年生まれ。フリージャーナリスト。専門は安全保障。著書に『自衛隊海外派遣 隠された「戦地」の現実』(集英社新書)、『日米同盟・最後のリスク なぜ米軍のミサイルが日本に配備されるのか』(創元社)、『日米密約 裁かれない米兵犯罪』(岩波書店)など多数。平和協同ジャーナリスト基金賞大賞、JCJ賞、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞、ジャーナリズムXアワード奨励賞などを受賞。

猿田佐世(新外交イニシアティブ(ND)代表/弁護士(日本・ニューヨーク州))(司会)

沖縄の米軍基地問題について米議会等で自ら政策提言を行う他、日本の国会議員や地方公共団体等の訪米行動を実施。2015年6月・2017年2月の沖縄訪米団、2012年・2014年の稲嶺進名護市長、2018年9月には枝野幸男立憲民主党代表率いる訪米団の訪米行動の企画・運営を担当。研究課題は日本外交。基地、原発、日米安保体制、TPP等、日米間の各外交テーマに加え、日米外交の「システム」や「意思決定過程」に特に焦点を当てる。著書に、『自発的対米従属 知られざる「ワシントン拡声器」』(角川新書)、『新しい日米外交を切り拓く 沖縄・安保・原発・TPP、多様な声をワシントンへ』(集英社)など。