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石橋通宏参議院議員・猿田佐世ND代表オンライン対談

「訪米報告:新しい外交チャンネル構築の現状と展望ー日本とアメリカのプログレッシブをつなぐー」 米議会軍事委員会小委 米国防長官に辺野古軟弱地盤の調査求める

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新外交イニシアティブでは、長期に続く「対米従属」関係の変化を求め、新しい日米外交チャンネルの構築を目指してきました。米国では、コロナ禍中に大統領選から撤退したものの、4年前にまして広範なサンダース旋風も巻き起こり、社会に確実な変化が起きています。本年1月、日米のプログレッシブが継続的に連携するための外交チャンネル作りを主目的とした訪米活動を行いました。多くの米議員との面談を実現し、また、米民主党で最大の議員連盟である「プログレッシブ議員連盟」との連携を開始するなど成果を上げました。その後日本でも、この6月に最大野党会派を中心としたグループとしてプログレッシブ議員連盟が設立されています。

米国では今月23日、米下院の軍事委員会即応小委が、米軍事予算を決める国防権限法の審理において、沖縄・辺野古基地建設の埋め立てについて軟弱地盤や活断層の存在を指摘し懸念を示すとともに、国防長官に対し調査報告書を提出するよう要請しました。

訪米報告や今月設立された「日本プログレッシブ議員連盟」の動き、また、日米それぞれの「プログレッシブ議員連盟」の連携、そして今回の米議会の決定についても詳細にご報告し、背景・展望についてお話いたします。

日時

2020/06/29 Mon.
19:00〜21:00

会場

オンライン会議システム「ZOOM」を使ったイベントです(参加費無料)
ZOOMのURLについては、お申込みいただいた方にお知らせいたします。ご参加希望の方は必ず下記のフォームよりお申し込みをお願いいたします。

Zoom講演会について

オンラインイベントは「Zoom」を使用して行います。開始までにZoomソフト(またはアプリ)をインストールしておいてください。なお、Zoomへのアクセス方法につきましては申し込みをいただいた方には簡単なご説明をお送りします。大変恐縮ですが、それを超えてのZoomの使用方法についての詳細のお問い合わせについては個別に対応しかねますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

石橋通宏(いしばし・みちひろ)

1965年生まれ。参議院議員(立憲民主党)。中央大学法学部法律学科、米国・アラバマ大学大学院修了(政治学修士号取得)。NTT労組中央本部 政治国際部国際担当部長、国際労働機関(ILO)・東南アジア及び太平洋諸島地域担当サブ地域事務所(在フィリピン・マニラ)労働者活動担当上級専門官、NTT労働組合・特別中央執行委員/情報労連中央本部・特別執行委員などを歴任。日本プログレッシブ議連(幹事長)。

猿田佐世(さるた・さよ)

新外交イニシアティブ(ND)代表/弁護士(日本・ニューヨーク州)。沖縄の米軍基地問題について米議会等で自らロビーイングを行う他、日本の国会議員や地方公共団体等の訪米行動を実施。2015年6月・2017年2月の沖縄訪米団、2012年・2014年の稲嶺進名護市長、2018年9月には枝野幸男立憲民主党代表率いる訪米団の訪米行動の企画・運営を担当。研究課題は日本外交。基地、原発、日米安保体制、TPP等、日米間の各外交テーマに加え、日米外交の「システム」や「意思決定過程」に特に焦点を当てる。著書に、『自発的対米従属 知られざる「ワシントン拡声器」』(角川新書)、『新しい日米外交を切り拓く 沖縄・安保・原発・TPP、多様な声をワシントンへ』(集英社)、『辺野古問題をどう解決するか-新基地をつくらせないための提言』(共著、岩波書店)、『虚像の抑止力』(共著、新外交イニシアティブ編・旬報社)など。