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集団的自衛権問題研究会 主催

〈敵基地攻撃能力〉を検証する 9.29院内集会

憲法の平和主義が、さらに大きく侵害されようとしています。

安倍政権から菅政権に引き継がれた「敵基地攻撃能力」の保有という政策は、「撃たれる前に撃つ」という先制攻撃を正当化しかねない、きわめてリスクの多い選択です。

「敵」の基地をいかに攻撃するか、という議論ではなく、いかに「敵」をつくらず東アジアを平和で安定した地域にするか、そのオルタナティブを検討する院内集会を開催します。ご参加ください。

日時

2020/09/29 Tue.12:30開場
13:00〜14:40

会場

場所:衆議院第1議員会館1階 多目的ホール
※ 当日は議員会館入口付近で12時15分より通行証を配布します(先着順)
※ 感染拡大防止のため会場定員の半分に入場者を制限します。

最寄り駅

国会議事堂前駅もしくは永田町駅

参加費
無料
プログラム

<発言>
・オンライン講演:松井芳郎(名古屋大学名誉教授)
「国際法から〈敵基地攻撃〉の違法性を問う」

・川崎 哲(ICAN国際運営委員/ピースボート共同代表)
「東アジアの軍縮と安定に向けたオルタナティブ」

・猿田佐世(新外交イニシアティブ[ND]代表)
「『米中対立』の狭間における日本のとるべき道は」

・杉原浩司(武器取引反対ネットワーク[NAJAT]代表)
「予想される導入計画とその危険性」

・国会議員から

※ 感染拡大防止のため、体調の悪い方は参加をお控えください。
※ 後日、集会内容は映像により配信する予定です。

主催/集団的自衛権問題研究会
090-4120-4431(今回連絡先)
shudantekijieiken@gmail.com
Twitter : https://twitter.com/shumonken
Facebook: https://www.facebook.com/shumonken

※集団的自衛権問題研究会(川崎哲代表)
安保関連法の問題を契機に、NGO関係者、メディア関係者、研究者などを
メンバーとして活動を開始。定例の研究会活動のほか、提言の公表やシン
ポジウムなどを開催。『世界』2020年10月号(岩波書店)に「緊急提言:
敵基地攻撃能力ではなく、北東アジアの軍縮協議を」発表。

猿田佐世(新外交イニシアティブ(ND)代表・弁護士(日本・ニューヨーク州))

自らワシントンにてロビーイングを行う他、日本の国会議員等の訪米行動を企画・実施。枝野幸男立憲民主党代表や鳩山由紀夫元内閣総理大臣の訪米、翁長雄志沖縄県知事(当時)に随行する沖縄訪米団、稲嶺進名護市長・玉城デニー衆議院議員(いずれも当時)等の訪米行動の企画・同行を担当。議員・米政府面談設定の他、米国連邦議会における院内集会等を開催。既存のマスメディア・外交ルートでは流れない「声」を国境を越えて届けるため、情報発信・政策提言を行い、日米を始めとする各国における政府、議会、マスメディアなどへ直接働きかける活動を行っている。「報道ステーション」、「朝まで生テレビ」などテレビ出演多数。

〇著書
【単著】
『新しい日米外交を切り拓く 沖縄・安保・原発・TPP、多様な声をワシントンへ』(集英社クリエイティブ、2016年)
『自発的対米従属 知られざる「ワシントン拡声器」』(角川新書、2017年)

【共編著】
『日本のオルタナティブ 壊れた社会を再生させる18の提言』(岩波書店、2020年)
『しゃべり尽くそう! 私たちの新フェミニズム』(梨の木舎、2018年)
『辺野古問題をどう解決するか 新基地をつくらせないための提言』(岩波書店、2017年)
『アメリカは日本の原子力政策をどうみているか』(岩波ブックレット、2016年)
『シリーズ日本の安全保障2 日米安保と自衛隊』(岩波書店、2015年)
『虚像の抑止力』(旬報社、2014年)