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新外交イニシアティブ オンライン講演会

原子力政策はどうなる?―エネルギー基本計画の改定と原発・再処理の行方

脱炭素を掛け声に、原発の再稼働や新増設の動きが活発化しています。日本政府は現在、国の中長期的なエネルギー政策の指針となる「エネルギー基本計画」(エネ基)の改定に向け有識者による審議を進めており、その争点のひとつが原子力発電の扱いです。改定案はこの夏にも示され、その後、広く意見を募る「パブリックコメント」(パブコメ)が行われる見込みです。

今回は、審議会のうち原子力小委員会の委員を務める伴英幸氏(原子力資料情報室共同代表)をお迎えし、日本の原子力政策はどのように策定されてきたのか、そしてエネ基における原子力、とくに再処理を要とする核燃料サイクル計画の位置づけ、新計画の行方などについてお話しいただきます。また、ND研究員が原発再稼働で増大する使用済核燃料の問題とパブコメの基礎を分かりやすく解説いたします。

*この活動は、一般社団法人アクト・ビヨンド・トラストの2021年度助成を受けています。

日時

2021/06/18 Fri.18:30開場
19:00〜21:00

会場

オンライン会議システム「Zoom」を使って行います。

参加費
1000円(ND会員、学生、プレスは無料)<先着300名> *運営・活動費等に充てるため、有料としております。ご理解いただきますようお願い致します。
お申込み方法
※参加申込みの際に、ご登録いただいたメールアドレスに当日のZoomリンク先URLが届きます。もしZoomリンクが届かない場合は、お手数ですがinfo@nd-initiative.orgまでご連絡ください。

【非会員】参加をご希望の方は、こちらよりお申込みください。ご登録いただいたメールアドレスに当日のZoomリンク先URLが届きます。
※クレジットカード決済はVISAもしくはMasterのみご利用可能です。

【学生・プレス】参加をご希望の方は、こちらよりお申込みください。ご登録いただいたメールアドレスに当日のZoomリンク先URLが届きます。

【会員】ND会員の皆様は、こちらよりお申込みください。ご登録いただいたメールアドレスに当日のZoomリンク先URLが届きます。

*オンラインイベントは「Zoom」を使用して行います。開始までにZoomソフト(またはアプリ)をインストールしておいてください。なお、Zoomのインストールとアクセス方法について簡単なマニュアルをご用意いたしました。こちらからご入手ください。大変恐縮ですが、上記マニュアル以外のZoom使用方法についての個別のお問い合わせには対応しかねますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

講師:伴英幸(ばん・ひでゆき)

1951年三重県生まれ。生活協同組合専従を経て1990年に原子力資料情報室のスタッフとなる。95年から2015年まで事務局長。98年に共同代表となり現在に至る。脱原発の立場から原子力政策大綱の策定議論に参加した(2004年)体験から、原子力政策、特に核燃料サイクルと放射性廃棄物の諸問題を追及している。現在、原子力市民委員会委員、環境NGOのネットワーク「グリーン連合」幹事、新宿代々木市民測定所理事などを務める。また、総合資源エネルギー調査会の原子力小委員会ならびに放射性廃棄物ワーキンググループの委員を務める。

報告1:加部歩人(かべ・あると)

ND研究員/弁護士

報告2:松岡美里(まつおか・みさと)

ND研究員/帝京大学准教授

司会:猿田佐世(さるた・さよ)

新外交イニシアティブ(ND)代表/弁護士(日本・ニューヨーク州)